文学部で英語を学んでいたので最初はパソコンの仕事は縁遠いと思っていました。でも色々な説明会に行く中でIT系の会社が「パソコンをしっかり学んでいない方でも大丈夫」と言っていて、「今後のことを考えるとパソコンができる方が手に職を付ける意味でいいな」と思って、IT系の説明会に色々行くようになりました。そしてアサインの説明会で社長が「世界の動向がこう。だから今私たちがすべきことはこう」っていうような壮大な話をし始めて、広い世界に憧れていた私としては「ここだったら色々なことができるんだ」と思って採用試験を受けて、入社を決めました。県内なので実家から通えるというのも決め手になりました。

実際アサインに入社して思うのは、悪い人がいないということですね。私は人間関係を重視して会社選びをしていたので、これは本当に良かったです。あと、「ここまで社員のことを考えてくれるんだ」っていうことも思いました。最近だと休憩スペースも新しくしてくれましたし、社員全員のデスクを電動式のデスクにしてくれました。「社員に長く健康に働いてもらえるように」って、そういう気持ちがすごく伝わってくるので、結構仕事で大変なこともあるんですけど、入社して良かったと思います。

新人1年目のときに、1年がかりでシステムを大幅に入れ替える仕事をして、それがターニングポイントになりました。「こんなに大きなことに関わらせてもらえるんだ」っていうありがたさもそうですし、システムが作られていく一通りを学べたという意味でも大きかったです。

最初はお客様との打ち合わせの内容も全然分からなかったし、プログラミングも理解できなくて、「なんでIT業界に来てしまったんだ」「思ったより甘い世界じゃないな」って思ったのが本音です。でも仕事の指示を受けたらやるしかないし、やってみたら何とかできたんです。最初は小さいことでしたが、クリアできることが少しずつ大きくなっていって、自分でもできるんだっていう自信がちょっとずつ付きました。できないことがあると悔しいので、「次は絶対にこのミスをしないぞ」という思いでここまでやってきました。

1年がかりのその仕事がやっと終わったとき、とても寂しい気持ちと同時に「成長できて良かった」って心から思いました。今では「大変なことがあってもやるしかない」という気持ちで仕事をできるようになりました。だから文系でも理系でも根気を持ってできる人であれば、そして気持ちがあれば、システム開発の仕事はできると思います。

当たり前ではあるのですが、お客様ってシステム導入したり新しくしたりすることに前向きで、「こうしたらもっと便利だと思うんだ」などとおっしゃるんですよね。それを聞くと、「その期待に応えられるようにがんばろう」とか「この話を今後に活かさなきゃ」って私も前向きになれます。

あと、システム開発のことで本当に分からなくなってしまったときに、上司がすごく気にかけてくれて、付きっきりで教えてくれて乗り越えることができました。そうやって親身になってもらえて「こうしてくれたからには私もできるようにならなくちゃ」という気持ちになれました。あと、部長や社長がこれまでの経験から本当に徹底して「お客様目線」で仕事をしていて、手を抜かないんです。お客様の業務内容やシステムの使い方を深く理解して、お客様に納品する説明書の書き方一つとっても細かいところまで気付くので「私も次はそういう点もちゃんと見よう」ってとても勉強になります。